自己流 加圧トレーニング

加圧トレーニングのやり方とその効果 加圧トレーニングは自己流でもできるのかを解説します。

加圧トレーニングとは

加圧トレーニングという筋トレの方法を知ったのは、もう何年前になるでしょうか?
私が初めて知ったのは月刊ボディービルデングという雑誌での特集記事でした。あま
りにも画期的な方法だったため当時は驚いたものです。加圧トレーニングとは、サト
ウスポーツプラザの佐藤義昭氏が長年の研究により考案した筋力トレーニングの方法
です。加圧トレーニングは、通常の筋力トレーニングやり方とは異なり、筋肉を大き
くするバルクアップを短期間で効果を得ることができます。通常と異なるやり方とは、
筋肉を大きくバルクアップさせるためのウエイトトレーニングというものは最大筋力
の70%〜80%の重さのウエイトを使用して反復運動させ筋肉に刺激を与えます。
これは、8回〜10回の反復ができる負荷ですが、加圧トレーニングではこれよりは
るかに軽いウエイトを使用して筋トレを行います。筋肉を大きくバルクアップするた
めには高重量でのハードなトレーニングが必要だと言われてきたのに、軽い負荷でも
高負荷と同様の刺激を筋肉に与えて、大きくバルクアップさせることが可能なのでし
ょうか?それは加圧バンドと呼ばれるこのトレーニングに使用する特殊なバンドに秘
密があります。なぜ、この加圧ベルトを使用することで、軽い負荷でしかも短期間に
大きな効果を得ることができるのか?このやり方で実際に行ったことのある私の経験
に基づきその秘密にもう少し迫ってみましょう。

加圧トレーニング




加圧トレーニングのやり方

加圧トレーニングのやり方は専用の特殊なベルトを腕または脚のトレーニングする四肢
の根元に装着して行います。加圧ベルトを装着することで、血液の流れが制限されます。
血流が制限された状態で筋トレを行うと軽い負荷でも高負荷と変らない刺激を筋肉に与
えることができます。たぶん、筋肉が軽い負荷にもかかわらず、高負荷が掛かっている
という錯覚を起すのだと思われます。確かに、私も実際に行っていましたが、セットを
こなすごとに軽いウエイトにもかかわらず、最後の方ではバーベルが上らないほどの大
きな刺激を筋肉に感じます。しかし、実際には軽いウエイトですので、間接などには負
担が掛からず、痛めるような事はありませんでした。なのに、筋肉は大きくなるのです。
また、筋肉が錯覚するだけではなく、血流を制限されることで筋肉には疲労物質である
乳酸が蓄積されます。加圧ベルトを取り外すと一機に通常の血流に戻りますが、その後
に通常の約290倍の成長ホルモンが分泌されるという研究結果がでているそうです。
成長ホルモンとは身体が成長するには必要な自然に分泌されるホルモンですが、成人で
ある20歳をピークに加齢と共にだんだんと、その分泌は減少していきます。加圧ベルト
で血流を制限することで成長ホルモンの分泌を促すことができ、その結果、筋肉大きく
バルクアップするようです。

自己流 加圧トレーニング

加圧トレーニングは四肢の血流を制限しながら筋トレをすればよいのですから加圧ベルト
を何かで代用する、または自己流で自作をして行えばいいのではないか?と思われるかも
知れません。しかし自己流の方法はとても危険です。確かに、佐藤氏もこの方法を考案し
た当時は、自転車のチューブを使用していたと月刊ボディービルデングの雑誌には書いて
ありました。しかし、加圧トレーニングはそのベルトの締め具合が適正でないと、効果が
無いばかりではなく身体への悪影響があるそうです。だから自己流では行ってはいけませ
ん。加圧ベルトの調整は資格を持った指導員のもとで行われます。腕の周りや脚の周りの
サイズというのは人それぞれに違います。なので、専用の測定をする機械で、圧力を見な
がら、その人に適した圧でベルトが調節されます。圧をどれぐらいにするのか?が加圧ト
レーニングでの長年の研究によるノウハウであり、自己流ではできない事です。当然です
が、筋肉が大きく発達するばベルトのサイズも変るわけですので、その際には再調整が必
要となります。また、守らなければいけないベルトを連続での最大装着時間が腕と脚とで
は違います。筋トレの方法自体も使用する重さやレップスなど通常のやり方とは異なりま
すので、そのやり方のノウハウを指導員に教えてもらわなければいけません。だから自己
流ではできないのです。加圧トレーニングは確かに高価です。私は話題になった当時に、
腕と脚の両方を購入したので10万円掛かりました。加圧ベルトだけの単体で考えると
非常に高いと思われるかも知れませんが、長年の研究によるトレーニングのノウハウと
その効果も含まれた値段だと私は思っています。購入当時はすごく悩みましたが、結果が
でたので満足をしています。また、この筋トレ方法は日本をはじめ各国でも特許も取得し
ているので、そういった値段になるのだと思います。くれぐれも安全のために自己流では
決して行わないで下さい。

ダイエットにも効果的

成長ホルモンには身体の脂肪を燃焼させるというファットバーナー効果もあるそうで、
最近では、ダイエット目的での加圧トレーニングを始める女性の方も増えているようです。
有酸素運動と併用しながら運動をすればさらにダイエットの効果に期待することができます。

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加圧トレーニング画像


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